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031 継続は力なり

2019/11/07/(木)

 031 継続と反復は違います。と稲盛さんは言われます。


「継」とは糸に糸をつなぐ意、リレーで400mや駅伝を走るには単独で走るよりも早い。「継続は力なり」一歩でも蟻の一歩でも前進せよ。それは成長進化のための原理原則。「そうだよなー」と思い、自分もできるだけそう生きたいと思うのです。

しかしサボったことがないのかと自問すれば、あったに違いなく、過去は変えられません。


医師として数多くの患者さんと接していると食生活やライフスタイルの歪みが病気の根本原因として存在していることが見えてきます。そこでY.H.C.矢山クリニックでは食養課を中心の食指導や運動の指導に力を入れていますが、これがなかなか難しい。はじめは指導にそってよい食習慣、生活習慣ができていても、それを継続していくことが難しいのです。「継続」できるのか中途で挫折するのか、どこが違うのでしょうか。励ますつもりで少し強く言うと、「先生から怒られた」と言って治療が中断することも多いのです。心地よい言葉、リップサービスをして患者に通院してもらい。繁盛しているドクターもいると聞きます。そもそも病院やクリニックが繁盛するとは社会にとって本質的によいことなのでしょうか。事故による外傷や急病には現代の西洋医学は力を発揮しますが、慢性病は症状を抑えることに終始しています。生活習慣病という言葉は、生活習慣に病気の原因があるので、それを改善しましょうという意味です。よい生活習慣の継続がほんとうに望まれるのです。


『生活習慣病』

従来「成人病」と呼ばれていたもので、その発症に食生活や運動などの生活習慣が大きく関係する病気の総称。 1997年に厚生省が改称。その範囲は、脳卒中や癌、心臓病、糖尿病、肝疾患、高血圧症、歯周病、骨粗鬆症などまで幅広い。厚生省はこれら疾患の早期発見と治療に重点をおいてきたが、それらの発症予防には飲酒や喫煙、食生活、運動などの生活習慣のあり方が大きくかかわっており、これらの改善により発症を予防するねらいがある。(ブリタニカ百科事典より)


職員の感想は、一歩とびにベストを目指すと、今までの生活とのギャップがあって、続きにくいので、一日でも少しでもベターを目指して継続するように食指導をしているとのことでした。


 Y.H.C.矢山クリニックの今朝の輪読より(書籍:稲盛和夫著 魂の言葉108