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自律神経、副腎そして免疫力を活性化する冷水浴

2015/08/06/(木)

 背骨を鍛えることは、背髄‐脳幹を活性化し、さらに全脳を活性化します。これが武道、とくに合気道の体に与えるよい効果です。今回は冷水浴によって、自律神経、副腎そして免疫力を活性化する方法をお伝えしましょう。

 1.入浴して体を十分に温める。

 2.シャワーで冷水を出して、足先から膝そして太腿へと水をかけていく。

 3.はじめは腰かけた状態で、スタートして下さい。血圧の高い人、心臓に問題のある人は、シャワーの冷水にお湯を混ぜて、冷たくないようにして下さい。

 4.左右の下肢に冷水をかけたら、手先から同じようにシャワーで冷水をかけて下さい。これも血圧の高い人、心臓に問題のある人は注意して、肩には冷水がかからないようにして下さい。そしてここまでで終了です。

 5.健康状態に問題のない人は、体の前面、背部、顔面、頭部へと冷水をかけていきます。ここで注意することは、冷たいことをがまんしないことです。

 ではどうするのか?

 「気持ちがイイ―」を口に出すのです。やってみるとわかりますが、冷たくてイヤ―という感じがなくなってきます。実はこの「気持ちがイイ―」と声に出して冷水のストレスを「快」に変えることが冷水浴の大切なポイントなのです。

 泣くから悲しい、笑うから可笑しい、と言いますが状況を脳がどう処理するのかが、その人の健康、生き方に大いに関係しています。私は若いころ、武道修行の一つとして真冬の滝行をしていたことがあります。真冬の滝に入るには、寒くない頃から体を慣らしていくことはもちろんですが、数日前から自分の体に、「滝に入るぞ、滝に入るぞ。」と言い聞かせて準備しておかないととても入れるものではありません。しかし滝行が上手にできるようになると、行の後の快感、活性感は他では味わえないものです。

 日常の、危機感のない意識で入浴後に冷水をかぶっていると冷たいし、時にはカゼをひいてしまいます。それを超えるには、今回述べた「気持ちがイイー」を声に出して、冷水浴をすることなのです。次回はなぜ冷水浴がよいのか考えてみましょう。