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人はなぜがんになるのだろう どうすれば治るのだろう まず基本方針を知ろう 2

2015/12/26/(土)

(前回の続き)

ドクターBR「遺伝子は自らの傷を修復する働きを持っています。修復しきれずに細胞ががん化した時には、免疫監視機構が働いて、がん細胞を殺していると言われています」


患    者「がんにならない仕組みが体の中にあるのですね。それなのになぜ癌ができてくるのですか」


ドクターBR「遺伝子が傷ついてもすぐにがんになるわけではありません。少し傷ついたくらいでは、良性の腫瘍、ポリープとなります。ミトコンドリアという生体のエネルギー産生を担っている細胞内小器官が働かなくなると、酸素をつかわない嫌気的解糖によってエネルギーを産生するようになって、こうなると悪性度が上がって、癌と言われる現象が生じてきます。それに加えて、免疫ががんを抑えきれなくなる状態があるのです」


患    者「当たり前ですが、がんという現象にも必ず原因があるのですね」


ドクターBR「そうですね。まとめると体の外からやってくる様々な発がん因子と、体内の生体防御力の低下が合わさってがんという現象が生じているのです」


患    者「発がん化学物質が遺伝子を傷つけることはよく言われていますし、ウイルスは遺伝子の中に入るので、遺伝子の働きを邪魔することはわかりますが、金属や電磁波が遺伝子を傷つけるのはなぜなんですか」


ドクターBR「これは非常に大切な問題ですが、まだ現在の臨床医学ではほとんど問題にされていません。また日本ではメディアでも取り上げられていることがほとんどありません。しかし電磁波の生体に及ぼす影響は、例えばアメリカのロバート・O・ベッカー博士の研究を調べれば完全に納得できます。」


患    者「手短に教えていただけませんか」


ドクターBR「細胞が生きているということは、電気を発生しているということです。心電図や脳波のことを考えればわかりますね。電気を発生すると必ず電磁波が生じますが、これは外界の強い人工的な電磁波に比べると何億分の一という微弱なものです。ですから生体はものすごく大きな騒音にさらされているようなものなのです。さらに金属イオンが細胞膜や遺伝子に付着すると、その外界の電磁波の影響はさらに大きくなります。ロバート・O・ベッカー博士はそれを『サイクロトロン共振』と言っていますね」


患    者「なるほど。理屈はわかりましたが、現実問題としてスマホやパソコン、ハイブリットカー、電子レンジ、IH調理器、電気毛布、電気カーペットなどに囲まれて生活していては電磁波の影響から逃げることができませんね」


ドクターBR「その通りです。でもこのことをよく知って、できるだけ避けることは可能です。ドイツの波動医学では、電磁波の害についてエレクトリックスモッグと呼んで、これを減らす器具も発明されています。日本でも『スーパーゼログリット』や『快気眠シート』などバイオレゾナンス医学会ではよく知られているグッズがありますね」


患    者「金属についてもう少し詳しく教えて下さい」


ドクターBR「ヒ素や鉛また水銀などの害はよく知られています。大型の魚には水銀がたまっているので妊婦さんは食べないように注意されています。水道水にはアルミの沈殿剤によってアルミが含まれています。また歯科金属から平均すると350㎷の電気が出ていて、これは心電図のピーク値の100倍もの強さに相当します。これによって金属が徐々に溶けて体の中に入っているという問題もあります。歯科金属がアレルギーの原因となることはよく知られています」


患    者「でもアレルギーとがんとは違うのではないでしょうか」


ドクターBR「アレルギーは異物に対して主に抗体を産生して体が反応している状態です。がんを抑える免疫は細胞性免疫と言いますが、抗体をつくる方に免疫が作動していると、細胞性免疫はうまく働かないのです」


患    者「なるほどわかりました。がんを抑える免疫の働きがうまくいかない条件は他にありますか」


ドクターBR「加熱されてない食品や生肉などの食品は無菌ではありません。ピロリ菌、トキソプラズマ、カリニ原虫、糞線虫などに汚染されています。健康な人はこれらの食品を食べても免疫システムがこれらの菌や寄生虫を処理していますが、がんの患者さんが生の食品を取ると、がんを抑える働きが邪魔されるのです。糞線虫については海外の文献ではがんや糖尿病、関節炎、腎臓病などたくさんの病気の悪化要因として報告されていますが、日本の臨床ではほとんど取り上げられていません」


患    者「なるほど。野菜ジュースやサラダはがん患者は避けるべきなんですね」


ドクターBR「その通りです」


患    者「がんが起こってくるのは外からの原因と自分の内の免疫力の低下という意味が分かってきました。次にがんをどうして治療したらよいのかを教えてください」


(つづく)