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舩井幸雄先生の思い出18

2017/06/22/(木)

 武道、特に合気道では気を自覚して操作できることが絶対的に必要で、これなくしては合気道の真の素晴らしさを自覚することは難しいし、真の上達は望めないと考えていますが、そのように言っている合気道の指導者は少ないようです。私の合気道の師匠は日本一の賞を何回も取った刀匠で、居合の達人でもある松葉一路先生です。合気道はバイオ・サイコキネスの訓練という私の主張をその通りと認めてくれています。ご自身も気の操作の達人でもあり、外国で合気道の指導をするとき、筋力だけでは先生よりはるかに上の外国人の合気道家を容易に合気道の技で投げ飛ばし指導できるので、毎年要請されてヨーロッパに行かれています。その時の話を聞くのは実に楽しみです。ドイツ語通訳をしてくれている日本人女性も松葉先生がバンバン大きくて力の強いドイツ人を投げ飛ばすのをみて大喜びしているそうです。


 体が接触する合気道では気が大切なことは間違いありませんが、空手のような打撃で気の力は有効かという疑問が生じると思います。これはフランス在住の空手家、時津賢児先生が身体で答えを出してくれています。先生は弟子がヨーロッパとカナダのチャンピョンになり、また空手高段者への指導などを評価され、世界空手連合より十段位を授与されています。時津先生から招待されてヨーロッパへ気功の指導にほとんど毎年行っており、これも20年になろうとしています。先生は気功、太極拳、意拳と空手を融合進化させた「時成道」という新しい武道を創出されました。その意味では開祖なので、段位はあまり関心がないと言われています。そして、打撃に通用する「間(ま)の合気」というとんでもない気の技術を開発されました。これは空手の構えで立ち会った時、相手と自分の間の空間すなわち「間(ま)」を操作する技術です。これを使われると、戦う前から戦意が激減し、これは負けるなという自覚が生じてきます。興味のある方は「自成道」のHPや時津先生の御著書を参照されてください。


 このような経験を踏まえて医療における「思いは実現する」を考えていきます。