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クリーンアップメディスンが始まる4

2018/03/07/(水)

 関節細胞がいちばん困っていること

 少しずつ事情が飲み込めてきた青年医師は、リウマチの痛みが指から起こってくることが多いので、今度は指関節に移動してみました。そこは冷え冷えしていて、血液もサラサラ流れていない様子でした。

「なんかここは寒いですね」


 青年医師がそばの関節細胞に声をかけると、こんな答えが返ってきました。


「そうなんだよ。いつも冷えて栄養状態も悪いもんだから、血液に乗って集まってきた細菌やウイルスが居座って困るんだよね」


 別の関節細胞が青年に訴えるようにこう話しかけます。


 「私らは一日中動いて、自分に与えられた役目を全力で果たしているのに、この体の持ち主はメンテナンスをちゃんとしてくれないんです」


 こんな愚痴をこぼすと、そばの関節細胞たちも我が意を得たりとばかり言い出しました。


 「最近、この体はパソコンや携帯を長時間使うものだから、緊張が続いて血液の流れがますます悪くなってさあ。それだけでも困るのに、金属の粒がくっついた細胞には、電波が吸収されてピリピリとすごく気持ちが悪い。あなた、医者だそうですね、それなら帰ってこの体の持ち主にそのことを伝えてくださいよ」


 「私のところは血流が悪くなったせいで、流れてきた化学物質がこびりついて離れないんですよ。化学物質は血液からだけじゃなく、皮膚からも滲み込んでくるんだから、もうたまりませんよ」


 別の細胞も身を乗りだしてきました。


 「こんな機会はめったにないと思うから言っておくけど、われわれ細胞は、悪環境の下でも懸命に働いているんです。なのに、われわれの味方であるはずのリンパ球の兵隊は、ちょっと細胞の顔つきが違うというだけで、われわれを攻撃するんです。これは止めてもらいたい」


 泣かんばかりの訴えは青年医師の心にずしりと響きます。


 「皆さんの気持ちはよ〜くわかりました。なんとか私がこの体の持ち主に伝えてみますから、ほかに何か言いたいことがあったら、遠慮なく言ってください」


 「じゃあ、言わせてもらうよ。私はね、外からやってくる金属や細菌、ウイルス、化学物質、電磁波もいやだけどね、いちばん困るのは、実はこの体の持ち主が、自分で作りだす毒素なんだ」


 「それは、どんな毒素ですか?」と青年医師が聞く。


 「アドレナリンとかノルアドレナリンさ。体の持ち主が怒ったり、嫌ったり、イラついたり、過度に緊張したり、その他マイナスの気持ちを抱き続けると、この毒素がどんどん出てくる。この毒素が増えてくると、血流が極端に悪くなって、外敵に抵抗できなくなってしまうんだ」


 兵隊たちや関節細胞の意見をいろいろ聞かされ、青年医師の脳裏には、リウマチと呼ばれている現象の実体がかなり見えてきました。


 「よし!これらの意見を参考に、新しいリウマチの治療法を構築してみよう」…そう思ったとたん、青年医師は目を覚ましました。夢で知った内容は西洋医学の知識に照らしても矛盾はないと思えたのでした。

(「リウマチがここまで治った!」より/つづく)