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第9回バイオレゾナンス医学会全国大会 ‐魂の目覚める医学‐ にむけて

2018/06/06/(水)

ブログをご覧の皆さまに、第9回バイオレゾナンス医学会全国大会」の理事長挨拶を一足先にご紹介いたします。

 理事長挨拶および「魂に目覚める医学」をなぜ提唱するのか


 人間が意識を持った存在である限り、医学が人間の苦を減らすことを目指す限り、魂について考えなくてすむことはないでしょう。これが長い間医師として働いてきた私の結論です。

 魂についての考察が、医療のどこに位置するのかについて、医療の五つのフェーズ(局面)を提案します。次に脳機能をバイオレゾナンスの方法論で推定することにより、何とか、心、意識、魂についてアプローチできるのではないだろうかという試論を私の発表の時に示したいと思います。

 今回は、他の講師の方々からも人間を物質としてみる医学では聞けない興味深い講演が聴けるはずです。

 お楽しみください。

 

 はじめに

 統合医療とは、様々な医療手段をただ単によせ合わせるのではありません。

 一人の患者さんを回復に向かってサポートしようとするとき、西洋医学の知識と技術だけでは力が足りないと感じることがあることは否定できないでしょう。それを何とかしたいという願いから統合医療という考え方が生じてきたと私は考えています。現在では、様々な代替医療という手段が開発され使われ始めました。癌に対して手術、抗がん剤、放射線(近年では免疫療法を含む)だけでよいと考えている医師はどれくらいいるでしょうか。自分や家族が癌になったとき、その考えを貫ける医師がどれくらいいるでしょうか。一般社会においては西洋医学だけでよいと考えている人は急速に少なくなっているようです。そこで医療を統合する大きなフェーズを考えてみたいと思います。

 

 医療の五つの局面(フェーズ)

 機‐評治療のフェーズ

 症状や苦痛をできるだけ減らし、薬の副作用をできるだけ少なく、その期間をできるだけ長く保つことを目標とします。

 症状と血液、画像診断のデータをもとに知識を使って病名を頭の中で検索し、病名を決めます。これを診断といいます。

 診断が定まれば、標準治療が決まっており、このプロセスは今後AIに置き換わっていくでしょう。

 

 

 供仝彊治療のフェーズ

 全ての病気には原因があります。しかし、現在の検索法で認知できないようなものも多いのです。病気の原因を病理学、細菌学、ウイルス学などで学び、生体の防御力である免疫学も基礎医学で膨大な情報を学びますが、実際患者を診療するときにはほとんど使われません。すなわちこれらの基礎医学の大半はデッドストックになっているのです。

 

 現在の検査で捕まらない微細な原因、潜在的原因に対してはどう対処したらよいのでしょうか。これを何とかしようと研究してできた方法論がゼロ・サーチという微細エネルギー検知装置を使ったバイオレゾナンス法です。

 ゞ眤葦染

 電磁波ストレス

 洗剤、化粧品、食品添加物、農薬などの化学物質

 ぜ綟廼檗▲Εぅ襯后寄生虫(これはホコリ、ダニ、加熱されていない食品から入ってくる)

 ゼ分でつくり出す精神的ストレス

 この五つがほとんどの疾患(癌、難病、難治症、自己免疫疾患をはじめとして、生活習慣病、糖尿病、高血圧症、慢性腰痛、肩こりなど)に存在していることをつきとめてきました。さらに、免疫システムの連絡物質である各種のサイトカインの出現を共鳴反応として調べることにより、生体の反応の状態も推定できるようになってきました。

 この通常の医学的検査で捕まらない原因を探して排除し(クリーンにすること)、生体の防御力を向上(アップすること)を目指した医療をクリーンアップメディスンとして提唱したいと思います。その実践の方法は今までバイオレゾナンス法で導き、有効性を積み上げてきたものです。

 

 掘”袖い陵由を時間の流れの中で考え、気づくフェーズ

 病気の原因をその患者さんの体にバイオレゾナンス法で問いかけると、そのような原因が体に入って病気を作ってきた時間の流れに目を向けざるを得なくなります。同じような原因にさらされても、病気になる人とならない人がいるのは、それだけの理由があるからです。多くの場合、人間関係や仕事で忙しさが続いたり悩みが続いたり、劣悪な環境の中にいたり、生活習慣に問題があることが多いものです。

 

 検”袖い琉嫐を考えるフェーズ

 病気に意味など認めない。病気なんて無価値で、ない方がよいに決まっている。多くの人はそう思うに違いありません。でも病気には深いメッセージがあり、それに耳を傾け“病気の意味”を知ることができたら、考え方や生き方がガラリと変わって、癌の自然退縮という奇跡に近い現象が起きるかもしれないと知ったら、あなたはどうされますか。この癌の自然退縮や難病の治癒を調査すると実存的変容という心身の大変化が生じていることが報告されています。しかしどのようなプロセス、どのような方法をとれば実存的変容が生じるのかはまだ完全に解明されたとは言えません。それは、人間の意識という科学で取り扱えない対象がテーマになっているからです。私も四十数年前、学生の時、心療内科を日本に創設した池見酉次郎教授にこの癌の自然退縮と実存的変容の講義を受けて以来ずっとずっと考えてきました。そしてやっと答えがほのかに見えてきたのです。

 結論から言いましょう。

 「魂に目覚めると実存的変容が生じる」ということです。

 「魂」という日本語は誰でも知っていますが、自分の思考ツールとして魂という言葉を使っている人は少ないと思います。私も魂や霊などは宗教の世界の言葉で医学とは関係ないし、また使うべきものではないと考えていました。しかし、英語圏ではそうでもないようです。スピリチュアルペイン(spiritual pain)をどう訳すのか一時問題になっていました。医学英語のそれを「魂の痛み」または「霊的痛み」と直訳すると何となく医療の言葉としてはそぐわないという意見もあったようです。そこで、「スピリチュアルペイン」というカタカナで言われることが多いようです。

 

 「魂に目覚める」とはいかなることか、魂に目覚めるにはどうしたらよいのかを考えてみたいと思います。

 私は今後「魂に目覚める医学」を考え続け、また同志を求めて研究し実践したいと心から思っています。魂と医学とは関係ない、魂などという科学的でないことを医学と結び付けてはいけないとお考えの方もおられると思います。いや、現代の日本の医療の世界ではそのように考える方がほとんどだと思います。しかし、「病気の意味」という第犬離侫А璽困鮃佑┐燭箸に、そして癌の自然退縮という現象を再現性をもって生じさせるには、魂について考えを深めていくしかないと私は考えています。そのような考えに至るには長年の思考、研究、実践があります。私は、人間存在そのものに興味がありました。聖者と言われる人、偉人と言われる人、大発明家と言われる人、武道の名人、達人、大経営者、大政治家、宗教を開いた人、アニメの創作者、このような人たちはみんな、人類社会に大きな貢献をしています。反対に、人類社会に不幸をもたらした人もたくさんいます。これほど思考の範囲を広げなくても、身の回りの人々の中にも人にプラスの影響を及ぼす人とその反対の人がいることは間違いありません。自分自身を振り返ってみても、少しは人の役に立ったと思える反面、迷惑をかけたことも多々ありました。このような人の様々な生き方、行動の違いはどこからくるのだろう。それがわかれば力強く、やりたいこと、やるべきことを貫いて生き、そして多くの人に喜んでもらえるはずと医師の仕事をしながら考えてきたのです。

 コンピュータに例えて考えてみましょう。

 人は仕事、対人関係、様々な知識、価値観をもとに思考し行動しています。これらは、みんなコンピュータのアプリケーションソフトに相当するものと言えます。その奥にOSという基本ソフトがあり、さらにCPUというコンピュータの性能そのものである中央演算装置があります。パスカルは人は考える葦と言いましたが、人間は超高性能のコンピュータで考えています。アプリを目に見えるその人の生きる姿と考えるなら、OSは何でしょうか。それが魂と昔から言い表されてきたものではないでしょうか。


 魂の中には何かをやる「意味」を求める深い欲求があります。何かをやる時に、義務で行う、得するからするを越えて、内なるつき動かす力を感じたことはありませんか。それが魂といえるものだと思います。この力に目醒めると人は素晴らしい力が出るのです。


 病気に向き合うとき、魂の力が発現すれば、生きる力そのものが高まり、ときには癌の自然退縮も生じるだろうし、その人の生を全うすることができるのではないでしょうか。魂に目覚めると生きる力が出るならば、そうなる生理学的メカニズムもあるはずです。それについても論ずることは可能ですが、ここでは左右の脳が共振することと大脳新皮質、辺縁系、基底核、脳幹が共調するのだろうと述べておきます。

 日本人は実は昔から魂について認識していました。それを神道では「一霊四魂」と表現していました。




 后”袖い発生する社会的背景を考えるフェーズ

 このフェーズになると医師の個人的力ではなかなか有効な手立てはありませんが、非常に大切です。わかりやすい例をあげると、P.M2.5があります。九州では、P.M2.5の予報が毎日でています。遠くの山を見るとボンヤリ稜線がみえているときP.M2.5がたくさん飛んでいます。こんな日は、目、鼻、ノドに違和感が生じます。P.M2.5によって弱いアレルギー性の炎症が生じているのです。ここにさらに細菌感染が加わると、喘息、アレルギー性鼻炎や結膜炎、さらに関節リウマチの悪化などが生じてきます。それだけではなく、気分が落ち込んだり、イライラ感が高まることもあります。このような状態に症状を和らげる薬を使っても、原因をいつも呼吸で取り込んでいるので、一時しのぎにしかなりません。これには行政、そして国際レベルの政治力が発動しないと解決できないでしょう。

 さらに人が人類社会が何を求めて生きていくのかまで考えないといけないかもしれません。

 

 今回、統合医療を進めていくにあたり、

 フェーズ機‐評治療のフェーズ

 フェーズ供仝彊治療のフェーズ

 フェーズ掘”袖い陵由を時間の流れの中で考え、気づくフェーズ

 フェーズ検”袖い琉嫐を考えるフェーズ

 フェーズ后”袖い発生する社会的背景を考えるフェーズ

 まで大まかに考えてみました。

 「統合医療でがんに克つ」より転載

第9回バイオレゾナンス医学会全国大会