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004 無限大の可能性

2019/10/19/(土)
「人間の能力は無限大、簡単に無理だと思わないこと」と稲盛さんは言われます。
この章は医療に当てはめて考えると、大変重要な示唆が含まれています。現代の医療は検査によって病名をつけ、それに対してガイドラインに沿って標準治療を行うよう厚生省と学会によってほぼ決められています。これはどの病院でも一定水準の治療が受けられるというメリットはありますが、難病、難治症、進行がんを治すことに対して「それは無理だ」とやる前から諦めのムードが医療者を覆っています。従って、苦痛、症状を和らげることが主体となっています。
本書では「よく言えば自分の能力に対して、冷静な判断をしたのかもしれません。しかし、このような考えでは人間いつまでたっても成長しないでしょう。」とあります。IBMの高い要求を満たす製品がなかなかできない時は、原因を探してそれをなくす筆舌に尽くしがたい努力を重ねた結果、高品質の製品の開発に成功されたのでしょう。これを医学に当てはめると、病気の原因をもっとも深く探究するシステムが必要ということになってきます。
職員の感想は、学生時代のスポーツクラブで、「簡単に無理だと思わない」で練習を重ねたことを思い出し、心を新たにしたとのことでした。
Y.H.C.矢山クリニックの今朝の輪読より(書籍:稲盛和夫著 魂の言葉108)